毎日の健康管理の中で、大切なことのひとつがフンの状態のチェックです。
正常なフンとそうでないフンを見分けられるようになりましょう。
健康なフンの例
濃い緑色の部分がフンで、白い部分が尿(尿酸)。
鳥の尿は水分ではなく、尿酸という固体状です。
【セキセイインコ】
【オカメインコ】
【文鳥】
こんなフンは大丈夫?
【下痢】
便の形状が崩れ、ドロドロになった状態。胃腸炎や内臓疾患等、様々な理由が考えられます。
【多尿】
フンの形を保っている+水分が多いフンは、下痢ではなく多尿。飲水量が多い場合等にも見られます。
【緑色のフン】
肝臓の疾患、もしくは飢餓状態の可能性があります。
重金属中毒の場合はあざやかな緑色の軟便になります。
【タール状・黒いフン】
胃などの消化管から出血している可能性があります。
【赤いフン】
肛門付近や総排泄腔等から出血している場合があります。
フン自体が赤い場合は、赤い食べ物を食べたことで色が変わっている場合もあります。
【白いフン】
フンの中に澱粉が大量に含まれています。肝臓や膵臓の疾患の可能性があります。
健康な時のフンの数や大きさも確認しておきましょう。
フンがいつもより少なかったり小さかったりするときは、食欲が落ちているのかもしれません。
「いつもと違う」ということは、体調不良のサインかも?
【フンの着色に注意!】
フンの色は、食べるものによって変わります。
ペレットにはカラフルな着色がされているものもありますが、フンも着色されてしまい、フンの色等による健康チェックが難しくなるため注意が必要です。
また、チンゲンサイや小松菜、ニンジン等によってもフンの色が変わることがあります。