ペレットでの挿し餌って?
シード食からペレット食への切り替えに困ったことはありませんか?
栄養バランスが良いからと獣医やペットショップにペレットを勧められたけれど、「食べないから無理でした……」。
こんな経験をされた方も多いかと思います。
スムーズにペレットを食べてもらうためのポイントは「挿し餌期」です!
日本では「挿し餌といえば粟玉!」というイメージが強いですね。
けれど、粟玉だけでは栄養が足りないので栄養添加が必要になり、粟玉で挿し餌をすると、ペレットを食べてくれないことが多いのです。
ここでは「挿し餌用ペレット・パウダー」を使って挿し餌する方法をご紹介いたします。
ペレットタイプならふやかすだけで給餌できて、成長に合わせてふやかし時間を短くすれば、ペレット食への移行も簡単!
パウダータイプはお湯を加えて溶かせばOK。どちらも副食・サプリメントは不要です。
ペレット食をお考えの皆さん、ぜひお試しくださいね。
ヒナへの挿し餌の与え方
<ペレットタイプの挿し餌>
<パウダータイプの挿し餌>
※動画はイースター製品「インコセレクション・バイタルシリーズ」での挿し餌の例です。
「リトルバードセレクションプロ・パフォーマンスシリーズ」も同様にお使い頂けます。
ペレット、パウダーの種類によっては挿し餌に適さない場合もありますので、各メーカーへご確認ください。
!注意
挿し餌はそのうの状態を見ながら与えます。
そのうに前の挿し餌が残っている状態でさらに与えると、食滞を起こすこともあるので注意が必要です。
⇒食滞とは?
挿し餌の間隔は3~4時間が目安ですが、そのうが空になっていることを確認し、ヒナの状態に合わせて調整しましょう。
また、挿し餌の作り置きはNG!時間が経つといたんでしまうので、残ったものは捨てて、与えるたびに新しく作ってあげましょう。
【ヒナの体重を量ろう!】
ヒナは日々成長し大きくなっていきます。きちんと体重が増えているか、毎日確認して記録しましょう。
朝と夜では体重が変わることもあるので、「毎朝挿し餌前の体重」など、毎日同じタイミングを決めて比較します。
体重が増えていかないようなら、挿し餌の内容を見直したり、病院への相談も考えてみてください。
一人餌への切り替え
4週齢頃から、ひとりで食事を食べられるように、少しずつ練習を始めましょう。
⇒挿し餌から一人餌への切り替え